チヌ釣り用のウキは丸いウキが使われ、グレ浮き用のウキには逆涙目型いわゆる上ふくれ型が使われます。
この理由はチヌが泳ぎが下手でグレはどちらかと言うと上手だからなのです。
どういうことか詳しく説明させていただきます。
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ウキの感度は浮力の重心位置で決まる
![tinu-float](https://media-structure.com/wp-content/uploads/2016/08/tinu-float-330x319.jpg)
チヌ釣用ウキ
![gure-float](https://media-structure.com/wp-content/uploads/2016/08/gure-float-330x289.jpg)
グレ釣用ウキ
ウキの感度はウキの重心位置で決まります。
申込し簡単に説明すると浮力がどこに集中しているのかで決定されるのです。
浮力というのは【ウキの体積】に比例するのでウキのボリュームあるところに浮力があるのです。
すなわちずんぐりむっくりのチヌ用ウキの浮力の重心位置は中心付近にあり、グレ用ウキの浮力の重心位置はウキ上部にありといえます。
浮力の重心位置がウキにどういう影響をあたえるかというとどの位置に戻って行きやすいかを意味します。
![](http://media-structure.com/wp-content/uploads/2016/04/3db8bf86fc86c7b777faf4cd31ec65cf.jpg)
![](http://media-structure.com/wp-content/uploads/2016/03/jibun.jpg)
- 球に近いチヌ用の浮力の重心は中心にあるのでどんな波が来ても同じ位置に留まってふらつきにくいといえます。
- 上ふくれ型は海面方向にあるので波が来ても海面上を滑るように流れやすいといえます。
- 逆に下ふくれ型は海底方向に落ちて行きやすいので、少しの波でも沈んで行きやすいので、沈め釣りに向いているといえますね。
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泳ぎが上手かどうかは魚のどこを見れば判る?
泳ぎの上手な魚の特徴は
- 抵抗になりやすいウロコが小さい、もしくはウロコがない
- 尾ビレが小さい
- 尾ビレの付け根がキュと細くなっている。
- 尾ビレの形が丸型ではなく、二股に分かれている。
たまに例外がいるがほとんどコレに当てはめて見れば当たっていると思います。
泳ぎが上手な魚
![aji](https://media-structure.com/wp-content/uploads/2016/06/aji-300x225.jpg)
![kanpati](https://media-structure.com/wp-content/uploads/2016/04/kanpati-300x142.jpg)
![soudakatuo](https://media-structure.com/wp-content/uploads/2016/04/soudakatuo-300x150.jpg)
![hamati](https://media-structure.com/wp-content/uploads/2016/04/hamati-300x117.jpg)
![mekki](https://media-structure.com/wp-content/uploads/2016/04/mekki-300x166.jpg)
![sannozi](https://media-structure.com/wp-content/uploads/2015/04/sannozi-300x207.jpg)
逆に泳ぎが下手な魚の特徴は泳ぎが特異な魚の特徴と逆で
- 背びれが丸型で大きく、動かすのに大きな力が必要に見える
- ウロコが大きい・・・コイ、フナなど
- 抵抗がありそうな平べったい、もしくは厚みがある。
泳ぎが下手な魚
![チヌ良型](https://media-structure.com/wp-content/uploads/2015/06/70b0c5fa95ac0f8293a9614249583fc9-300x183.jpg)
![tairikusuzuki](https://media-structure.com/wp-content/uploads/2016/04/tairikusuzuki-300x119.jpg)
![suzumedai](https://media-structure.com/wp-content/uploads/2015/04/suzumedai-300x168.jpg)
泳ぎが下手な魚に餌を食べさすには?
泳ぎが下手なチヌやスズキを釣るならば、サシエサが波によって高さが変化していては食べてもらえません。
逆にメジナのように比較的泳ぎが上手な魚は餌がフラフラしていても食べることができます。
すなわち、泳ぎの下手な魚がエサを食べる場所はなるべく流れが緩やかな場所になることが多いです。
しかし、流れが早い場所にいないことではなく、エサが豊富であって、岩の陰に隠れる場所にはチヌもわざわざやってくる事も多いようです。
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