チヌ釣りやメジナ釣りに使うウキ釣りにはどんなラインがいいの?

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道糸はハリスよりも太くしよう

ウキ釣りで使う糸はリールに巻かれていて、必要な時に出し入れする「道糸」とハリを直接結ぶ「ハリス」の2種類に分けられます。

ウキ釣りで最も重要なタックルは「道糸」です。道糸によって仕掛けの飛距離、ウキのコースや、遊動ウキにしたときの遊動のスムーズさが変わってきます。

太いラインは丈夫だけれども空気抵抗が大きく、ラインがウキを引っ張っていきやすく、軽い仕掛けは使えません。特に強風時は最悪で狙っているポイントに流せません。

しかも太い糸の方がリールのスプールの巻きグセがひどくなるので、狙う魚の大きさに耐えうる最小の細い道糸を選択するのが賢明です。今のラインは均一な太さになっているので強度は強くなっています。

 

だから、基本の「道糸」「ハリス」の選択は 道糸1.7号、ハリス1.5号にしています。その基本をもとに、気象条件や、釣れるターゲットの大きさによって太さを変えるようにしています。

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太さの目安を表にしてみました。

ラインのタックルバランスの目安
道糸ハリスウキの大きさの目安適応条件
2.0号1.7?1.5号オモリ負荷が大きめ好条件、根の多い浅場
1.7号1?1.2号オールラウンドオールラウンド
1.5号1.0?1.2号少し小さめ強風、遠投、深場、食いの悪いとき
道糸とハリスの太さのバラスがいい例
道糸とハリスのバランスが
いい例

「道糸」「ハリス」のバランスが悪いと結び目の強度がいちじるしく低下するので、「道糸」「ハリス」の差は0.5号ぐらいがベスト。

すなわち道糸が2.5号でハリスが1号よりも、道糸が2号ハリス1号の方が結び目の強度は強くなります。

道糸とハリスの太さのバラスが悪い例
道糸とハリスのバランスが
悪い例

より弱い結び目に負荷が掛かるので1号ハリスの結び目から切れるためです。

ただハリスよりも道糸は細くしてしまうと、根がかりしたときに道糸から切れて高いウキを失くしてしまう危険があります。
これはお財布には優しくありません。

ハリス、道糸交換が面倒でもバランスを保つことは大事である。道糸は海面近くを漂っているのが見やすいので、蛍光色のナイロン糸でフロート系がライン状態をわかりやすく、コントロールもしやすくなります。

ハリスは1.5号で十分

ハリスにはナイロン製とフロロカーボン製がある。最近はナイロン糸のハリスは見なくなったが、それぞれメリット・デメリットがあります。

ナイロン糸はしなやかで適度な伸びがあり、結節強度が強いが吸水や紫外線の劣化しやすい。

フロロカーボンはやや硬く、伸びも少なく、吸水や紫外線の劣化が少なく、比重がありなじみやすい。ナイロンに比べ結節強度は落ちる。

ウキ釣りでは扱いやすさでフロロカーボンがベストである。最近のハリスは丈夫なので、狙うターゲットによるが、チヌ・クロダイ40cm程度であれば1.5号もあれば十分やり取りできる。

切られるとすれば、根ズレによるハリスの傷、釣行後に道糸の水洗いや先端10mの切り捨てを怠けたことが原因であろう。(昔はわたしも先端切捨てを怠って大きい魚が掛かったけど、道糸から切れてしまった経験があります。)

できれば、道糸は5回ぐらいの釣行で新品に交換するのが理想だが、お金がかかるので、10回ぐらいで交換するようにしています。


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私のラインの選び方

釣り具店にはずらりといろいろな「道糸」「ハリス」が並んでいますね。

「いっぱいありすぎて選べない」って思いますよね。メーカーによる強度の差はほとんどないので、道糸だと「どのカラーが見やすいか?」「好きなメーカー?」で選べばいいと思います。

私の好きなメーカーは「サンライン」「クレハ」「TORAY」「バリバス」から選んでいます。

道糸は75mもあればそれ以上使うことはないので150mを買って安物の糸を下糸にして75mを交換するように使うととても経済的です。尾長グレを狙うような本流であれば、100m流すこともあるらしいが、僕には経験がありません。

オススメ道糸

私がよく使うラインを紹介します。リアルドリフトははっきり見える糸でよく使います。

オススメハリス


クレハ(KUREHA) シーガー
リアルFX 60m

シーガーシリーズで
もっともしなやか


クレハ(KUREHA) シーガー
グランドマックスFX
60m 単品

強さを追及したもっとも
最上級のハリス


クレハ(KUREHA) シーガー
エース60m 単品

安い割には結構強い
コスパは最高。


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ABOUTこの記事をかいた人

長年、思ったようにターゲットの魚が釣れない時期があったのですが、あるきっかけで釣れるようになりました。「ある日、突然釣りがうまくなる」そんな感覚です。 しかし、釣れる、釣れないの差はほんの少ししかありません。 このことはほとんどすべてに当てはめることができると思います。大きな違いをもたらす小さな違いに気が付くかで、結果に大きな違いが現れます。 そんないろいろな情報を紹介したいと思います。