チヌ竿や磯竿のガイドに道糸を通してみよう。穂先が折れるときはいつ?

「今日は初めて買った竿を使える」「何が釣れるか楽しみだなぁ」そんなことを思いながら竿を出す準備をしていた時、「バキッ」と嫌な音がなった。おそるおそる穂先を見ると先端のガイドのところだけが真二つに折れていました。

これは私の高校生だったころに初めてカーボンロッドを買った時の話である。

この実話のように穂先を折るトラブルが多いのは竿を伸ばす時です。竿を伸ばす時の注意点を写真で紹介します。

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外ガイドロッドラインの通し方

外ガイドセット1
【1】
リールシートに密着させ、固定金具を前方をスライドさせて、両サイドをしっかり固定させます。
外ガイドセット2
【2】
固定金具を前方へ押し付けるようにしながら、オープンにしていたストッパーを閉じればリールのセットの完了。
外ガイドセット3
【3】
セットが甘くなっていないか、リールを前後に動かしてガタつきがないかどうかチェックしよう。
外ガイドセット4
【4】
ベイルを開いて道糸をリールのストッパーから外し、リールから2mほどスプールから道糸を引き出しておく。糸が風で余分に出ていくことの
ないようにベイルは元に戻しておくます。
外ガイドセット5
【5】
ガイドカバーを止めるゴムベルトを外し、ガイドカバーに付いたイト通しの穴に道糸を通します。
通す量が少ないとガイドに通る前に抜けてしまうことがあるので20cmぐらいはイト通しの穴に通しておきます。
外ガイドセット6
【6】
ガイドカバーをまっすぐに引くと自動的にガイドに道糸が通る仕組みです。
片方で穂先を持ちながら、ゆっくりまっすぐ引くます。ここでよく穂先を折るので注意が必要です。
外ガイドセット7
【7】
ガイドを指で押さえて固定しながら穂先から竿を伸ばしていきます。ガイドを押さえて固定するのではなく、竿を引き出すようにするのが良い。
外ガイドセット8
【8】
ガイド合わせラインを見ながら位置を合わせていく。ジョイント部分を強く引き出すと固着の原因となるのでゆっくり確実に固定させていきましょう。


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インターラインロッドラインの通し方

【ダイワのインターラインロッドの場合】

インターライン1
【1】
これがインターラインロッドにラインを通す専用のイト通しワイヤーである。ワイヤーが折れないように伸ばしておきます。
インターライン2
【2】
元竿から元竿より細い竿を引き出す。すべて引き出して固定するのではなく、元竿と2番目に太い竿を引き出す。2番目よりも細い竿は2番目と同じ場所に固定せずにしません。

インターライン3
【3】
イト通しのある方向から先端ガイドにワイヤーを挿入する。
インターライン4
【4】
エントランスガイドを下に向け、ワイヤーを送り込んでいくとワイヤーのイト通しの輪が出てくる。
インターライン5
【5】
この輪っかに道糸を通してワイヤーを引き抜くと道糸が竿の内部に通る。道糸の輪っかに通す量が少ないと途中で抜けてしまいます。

トランスガイドから穂先ガイドの長さ以上の道糸を輪っかに通しておくこと。2mぐらいあれば問題ないです。

ハリスは竿を伸ばしてから

竿先のガイドに道糸が通ったら、前日にはウキ止めが道糸に結んでおきましょう。

その道糸にシモリ玉、ウキ、潮受けストッパーをセットしてサルカンを結びます。

サルカンを結んだら、竿を伸ばします。ハリとハリスを結ぶ前に竿を伸ばすのが穂先の糸がらみのトラブルを防ぐコツです。

ベイルを開いて竿を脇にかかえながら、抱えたほうの手でガイドを持ち、もう一方で竿を伸ばしていく。ウキは足下に垂らしておき、ジャマにならない程度の道糸は出しておこう

道糸にタルミがないと穂先が「つ」の字になって折れることがあるので注意します。

竿を伸ばし終わったら、ベイルを戻してサルカンを手に取り、ハリスとハリを結ぶ。


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ABOUTこの記事をかいた人

長年、思ったようにターゲットの魚が釣れない時期があったのですが、あるきっかけで釣れるようになりました。「ある日、突然釣りがうまくなる」そんな感覚です。 しかし、釣れる、釣れないの差はほんの少ししかありません。 このことはほとんどすべてに当てはめることができると思います。大きな違いをもたらす小さな違いに気が付くかで、結果に大きな違いが現れます。 そんないろいろな情報を紹介したいと思います。