【アイゴ】
エサ釣りで釣れる魚。背ビレや尻ビレのとげに強い毒をもつ。直接触らないようにするだけでなく、あしで蹴って海に入れる時に刺されることが多い。
物の厚いゴムもトゲは通してしまうこともあるので安易な扱いは絶対に避けるべきである。
食べるとおいしいので、毒のあるヒレ類をすべてハサミで切って刺身でもムニエルにしてもおいしい魚である。ただ内臓が臭い。だから、食べるならば、釣れたらすぐに内臓を取り出しておこう。それさえ取り除けば問題ない。
関西の和歌山では酒かすのエサで狙って釣り人がいるぐらい好きな人がいる。一度試してみたはいかが?
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【アカエイ】
エイ類は尾の根元付近に毒腺のある大きなトゲがあることが多い。これに刺されると強烈に痛むだけでなく、血圧低下や、呼吸困難におちいることもあり、ひどい場合は死にいたる。
釣り上げられて興奮状態にあるときはトゲを立てている場合が多いのでハリスを切ってリリースしたほうが無難である。
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【ゴンズイ】
薄暗いマズメ時から夜釣りでよ釣れる厄介者。群れでいるため1匹釣れたら場所移動したほうがよい。
胸ビレと背ビレのトゲが鋭く、毒腺があるので刺されるととんでもなく痛くはれる。
死んでも毒は残るので堤防上には放置しないこと。
【ハオコゼ】
体長7cmから10cmほどの小さな魚。背ビレのかたいトゲに毒があり、ハリを外す時に刺されることが多いので注意。
釣れたらハリスを切るか、メゴチバサミかフィッシュグリップではさみ、直接触らないようにしよう。
【ウツボ】
磯釣りで釣れることがある。連れた直後は興奮状態にあり、いきなり飛びかかってかまれることがあるので注意。
ウツボはかまれても毒はないが、鋭い歯を持っているので大けがを負うことだけですまず、普段から死んだ魚を食べているので、歯にバイ菌やバクテリアが付着していることがほとんど。
傷口からバイ菌などが入り込み、化膿することが多いので、噛まれたら傷を洗い、消毒するなどきちんとした処理を行うこと。
魚を外すのにあったら便利な道具
メゴチバサミ毒のある魚の針外したいときに魚を素手でつかめないのでこれを使って魚を固定します。
フィッシュグリップ魚はヒレなどが鋭く、手にけがをしやすいので魚の口の中にフィッシュグリップを突っ込んでプライヤーで針を外します。
フィッシュプライヤー多機能でPEラインもストレスなく切れるすぐれもの。専用ケースがあると便利です。
ケースがないと使った後にポケットに入れておくと危ないのでついつい釣り場のその辺に放置してしまって失くしてしまいます。専用ケースがあれば携帯にも便利。写真で見るより高級感があります。
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